労務最新情報コラム

判例タイムス、判例時報、ジュリスト、Business Law Journal、ビジネス法務、会社法務AtoZ、NBL、商事法務、金融法務事情、月刊監査役、二弁フロンティア

【判例時報2291号】

「１　上司から説得を受けてした減給に対する同意の意思表示につき、Xが自らの意思で同意書に署名した以上、Xが減給に納得していなかったとしても、これは意思表示をすることについての表意者の感情に過ぎいとして心裡留保が否定された事例　２　Yが、減給に同意する代わりに退職パッケージを提案したとしても、Xが減給に同意しないと解雇されると誤信したと認めることはできないとして、減給に対する同意の意思表示につき錯誤の成立が否定された事例、３　上司が会議において、強い口調で質疑を繰り返したとしても、職務上必要な議論であったとして、不法行為の成立が否定された事例（さいたま地判H27.11.27）」

【判例時報2292号】

「公務とうつ病発症との間に公務起因性があるとされた事例（高知地判H27.10.2)]

【判例タイムス1424】

「東芝うつ病事件　労働者に加重な業務によって鬱病が発症し憎悪した場合において、使用者の安全配慮義務違反等に基づく損害賠償額を定めるにあたり、当該労働者が自らの精神的健康に関する一定の情報を使用者に申告しなかったことをもって家裁相殺することができないとされた事例（最高裁第二公判廷H26.3.24）」

【ジュリスト1494】

「論文　中国事業の再編・撤退に伴いリストラの法的根拠及び実務上の問題点　菫輝・陳軼凡」

「労働判例速報　海外勤務者に対する労災保険による保護の有無／中央労働基準監督署事件／東京高判H28.4.27」

「労働判例研究　妊娠中の軽易業務転換を契機とする降格の適法性／広島中央保険生協（C生協病院・差戻審）事件／広島高判H27.11.17」

「労働判例研究　育児休業後の不就労についての帰責性／出水商事事件／東京地判H27.5.28」

【Business Law Journal　８月号】

「CASE STUDY　内部通報　メンタルヘルス　三谷和歌子弁護士」

【ビジネス法務　8月号】

「最新ガイドライン・判例をふまえた機密情報を守る人事労務管理　白木裕一・林和宏」

【会社法務AtoZ　5月号】

「実務詳説　この時期だから知っておきたい！労務管理トラブルQ&A]

「会社労務ありがち事件簿　法律・裁判ライター長嶺超輝　５１　退職後にライバル会社へ移れるか＜後編＞」

【会社法務AtoZ　6月号】

「問われる従業員管理と教育　最新事例を踏まえた自動車・自転車事故の対応と企業責任　弁護士千葉博」

「会社労務ありがち事件簿　法律・裁判ライター長嶺超輝　５２　能力不足を理由とした解雇」

【会社法務AtoZ　7月号】

「実務詳説　マイナンバー制度に関する最新実務Q&A　弁護士渡邉雅之」

「時事解説　モンスター社員に対する実務対応　特定社会保険労務士　石川弘子」

「会社労務ありがち事件簿 霊界編　もしあの世に労働法があったら　法律・裁判ライター長嶺超輝 魂の採用の自由」

【金融法務事情　2043】

「支店長のための労務管理口座　第４１回　パワハラと適切な指導　弁護士小倉慎一」

【NBL　1076】

「論説　平成２８年雇用保険法等の一部改正法の解説」

＊カギ括弧は引用です。

【コメント】

東芝うつ病事件の最高裁判決は読んでみようと思う。